当社はモーターの開発・設計はもとより、コイルやスピンドル、その他のモーター関連部品についても自社にて製作しております。

ここでは当社のモーター製造における流れについてご説明いたします。

1. コイル製作

当社では発足当時よりすべて手作業で行っております。
このコイル製造における手作業ラインが自社にあるのは世界的にも数社しかありません。

コイル製作工程

①コイル巻線

②コイルの鉄芯製作

③コイルの鉄芯スロット内装着

④ワニス含浸処理

⑤口出線取付

2. 部品加工

当社の「高速スピンドルモーター」は年々高速化が進み、スピンドルやべアリングなどの回転部だけではなく、フレームやハウジングなどの付帯部品の精度の向上も必要になってきました。
現在、フレーム加工においては専用冶具が付加した立型マニシングセンタを製作しております。
また、5面加工が可能な複合加工機なども設備しておりますので、小ロットの複雑な形状加工も可能です。

3. スピンドル

モーターの軸は「シャフト」や「スピンドル」と呼ばれ、高速かつ高精度に回転させるために一番重要な部品です。
シャフトにはロータ(回転子)が組み込まれており、ステータ(固定子)で発生する回転磁界により回転をします。それが高速になるほど回転体の持つアンバランスが増幅され振動が大きくなります。このアンバランスを限りなく除去するのが当社専門のバランシングマシンです。

4. 組み立て

スピンドルモーターの組み立ては、そのほとんどが手作業で行われます。軸受の構造等を熟知した作業者が一台ずつ丁寧に組み立てております。
機械の進歩があったとしても、この工程ではそうはいきません。長年の技術が最も必要とされる工程といえるでしょう。

5. 検査

検査は出荷前にすべての製品に対して行っております。
検査項目については、機械的な検査のほか、電気的なテストも全数行っております。
また、高精度を要求される製品については、三次元座標測定器等を使用して検査しております。